『そして、バトンは渡された』読了

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『そして、バトンは渡された』 瀬尾 まいこ  著

−−−「いや。梨花の言うとおりだった。優子ちゃんと暮らし始めて、明日はちゃんと二つになったよ。自分のと、自分のよりずっと大事な明日が、毎日やってくる。すごいよな」

「すごいかな」

「うん。すごい。どんな厄介なことが付いて回ったとしても、自分以外の未来に手が触れられる毎日を手放すなんて、俺は考えられない」( p280より )

 

 以前から読んでみたいと思っていて、映画化されることを最近知ったため、このタイミングで読みました。

壮絶で、でもちゃんとたくさん愛されてきた優子を、永野芽郁さんがどんなふうに演じられるのか、今からとても楽しみです。